- 愛媛県 内子町 割烹 榎(えのき)
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2013.09.02 Monday内子町で一泊。プランに夕食はつけず、近くで外食を。
宿のオーナーの人がいくつか良さそうなお店を紹介してくれた。
その中でもオススメと言われたのがこの「榎」。
丁度、宿泊していたところからも歩いて3分程度の場所。
落ち着きがありながら、今風でもあり、
地元の人々も来店していたので間違いなさそう。
お昼にちょっと食べすぎたので頼む量は調整しよう。
アサリの酒蒸し、ハモのフライに野菜の天ぷら、サバ寿司と、
海のもの以外も食べたくなってきたので、豚キムチ(笑)を注文。
お通しは、希望したら出てくるスタイルで、お客に優しいシステムだ。
休みに入ってから、肝臓が忙しいので(笑)アサリの酒蒸しは体に優しいなぁ。
この、やさしい出汁が旨いんだよなぁ。
そしてハモ。 実は最近ハモ尽くし。
でもフライで食べるのは一昨年、京都の錦市場に行って以来だね。
フライにすると不思議な旨みと香りが膨らんで、実のところ大好物。
ハモの食べ方で自分の中では上位に入るほどだ。
まぁハモ初心者の言葉なので話半分で良いんですが・・・・
ここでも別格で旨かったのはサバ。 サバは軽く塩で〆てはあるけど
鮮度抜群。大葉の入った酢飯の上にドン!と乗っており迫力満点。
というか、サバ寿司の観点が随分と違うようだ。
歯ごたえもあり、脂の乗った身に、大葉の入った酢飯は良い仕事をしている。
すだちをギュっと絞って食べると、まさに夏に相応しい一品って感じだ。
近所の酒屋さんが開いてなかったので帰りがけに焼酎を譲ってもらったが
なんともお手頃価格でゆずって頂き、お店の方々も良い人ばっかりの印象。
実に楽しい内子町一泊旅行であった。
- 愛媛 三崎港 民宿大岩
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2013.08.28 Wednesday
四国の最西である佐田岬まで行く予定だったが、
残念ながら工事で車が通れない。歩く距離でもないし、外は猛暑。
ここまでのドライブでも十分面白かったのでお昼ご飯を食べて引き上げようとなった。
この辺り食事だけやっているお店は少なく、
ほとんどは民宿と平行して食事処になってるところが多い。
四国に初上陸した際、連れてってもらったお店もそういう感じだったので
正直、少々驚いた覚えがある。
めずらしく食べる処を決めてこなかったので、
ふらり立ち寄ったこの旅館で昼食としました。
値段は1500円。残酷焼きと言うのを入れると3000円との事で
2人前を残酷焼きを入れた定食にしてもらいました。
ただ、量と味に嬉しいビックリです。
まずお刺身はサバなんですが、言うところの関サバね。
あがった港でブランド化する為、正式には岬サバ。
違う港であがったから安いんでしょうね。でも味はおんなじ(笑)
これが程よい歯ごたえと程よい脂の乗りに、かなり嬉しいサプライズでした。
本当に旨い。
うちわエビの入った味噌汁は若干甘めの味付けですが、これも良い出汁が出てる。
いさぎの揚げ魚も身がふんわりしてる、そして旨みのポテンシャルが凄い。
なんか濃いんですよね。
味が強いって言うんじゃなくて都内で食べるものよりも底上げされて旨味を感じる。
きっと瀬戸内海のおかげなんでしょうねぇ、凄いなぁ。
そして残酷焼き。生きたまま乗せるから残酷焼きと言うらしい。
色が不思議なヒオウギ貝にハマグリ、サザエ、イカと言う組み合わせ。
貝はたっぷり旨い汁を啜り身もふんわり柔らかい。サザエも苦味が無く鮮度のよさ、
質の良さを感じる食事になりました。
素材が良いというのは、まさに正義なんでしょうね。
おかげでお昼に食べ過ぎてしまい、夜ご飯はちょっと自重する羽目になりました。
- 道の駅 伊方きらら感 じゃこカツ
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2013.08.27 Tuesdayかみさんの実家に一泊した後、向こうの両親と一緒に
内子町に向かい、一泊する予定なんですが足を伸ばして
佐太岬半島のほうにドライブに。
フェリーで約1時間で九州!なんて場所の三崎港に
向かうわけなので遠いわ、遠い。(笑)
途中メロディーラインを通ると大量の風力発電用の風車が見えてきます。
なかなか圧巻の景色で風車好きのボクは舞い上がってしまいました。
道の駅が出てくるところで義父が
「ここのじゃこ天が旨いんだよ!」と叫ぶと同時に緊急ピットインです。
規模的には小さいがこじんまりしてて落ちつく感じ。
そして駐車場の一画に、まるで仮店舗のように存在していました。
平日の11時ぐらいでも知っている人も多いようで3、4人は買っている様子。
じゃこ天を食べてもよかったんですが、まだ未知の食べ物じゃこカツをゲット。
1枚100円ぐらいとお手頃価格です。
早々ガブリと食べてみると、普段食べ慣れている、じゃこの香りが無い。
そこよりもジュワーっとあふれ出る肉汁に、
本当にじゃこなのか??と疑うくらい。
よく噛んでいると、じゃこの香りが後から登場。
鮮度のおかげなのか臭みが無いんですかね。実に旨い、好きな味です。
しかも駐車場から広がる青い海のパノラマを楽しみながら
かじりつくのは気分爽快!本当に心洗われる思いでした。
ちなみにメロディーラインと言われる所以は、
よくタイヤをはみ出すと事故防止の為に音が鳴るのがあると思いますが、
ずっとタイヤを乗せたまま走行するとメロディーを奏でるんですね。
ちょっとした遊び心ってやつのようです。
- ラーメン工房 りょう花 松前店
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2013.08.26 Mondayさて夏季休暇はかみさんの実家である愛媛に向かいます。
そのうち1泊は懐かしい町並みを楽しめる内子町で過ごす予定。
何はともあれ無事、松山空港に到着。
レンタカーで実家の丹生川に向かうわけですが、
12時出発のフライトだったのでおなかがペコペコ。
狙っていた夏季限定開店のたこめし屋は残念ながら14時まで。
お店に行ったけど帰されてしまった。
こう言う時はササッと食べられるし、楽しめるご当地ラーメンだな。
事前に調べておいた「らーめん工房 りょう花」へ。
お昼の部は15時まで営業。14時過ぎだったが無事入れてよかった。
暑い日に来てしまったので熱いラーメンはちょっと無理。
ランチメニューの塩つけ麺とチャーシュー丼のセットをチョイス。
かみさんも、つけ麺に餃子のセット注文で、
二人ともかなりペコちゃん状態です。
先にチャーシュー丼が登場。
セットだからミニだと思ったら普通のどんぶりで出てきた(笑)
真ん中には生卵、厚めにカットされ炙ったチャーシューに葱という
間違いないトリオ。
これにテーブルに常備されている、ちょっと甘い醤油ダレをまわしがけて頂きます。
こちらも甘めに味付けされたチャーシューがホロホロと崩れて、
卵と一緒に口の中に入れると黄身の濃厚な部分と豚の脂、
鼻から抜ける炙った香りと葱の香りに脳のアドレナリンを一気に放出。
同時に丼を掻きこむ事で男としての本能が目覚める思い!
いやいや、ここで終わっちゃ駄目だ、つけ麺も食べねば。
つけ汁はテーブルに運ばれて来た時からいりこ出汁の香りがプンプン。
そして一口すすると、非常に軽いが濃厚で済んだ旨みが口に広がる。
東京で流行りの魚粉の乗ったドロドロ濃厚パワー系ではなく、
さらっとした旨み。これに、ちょっと白っぽい平打ち麺で合わせるのだが、
麺もスープに合わせてあり非常にライトな感じになっていた。
喉越し歯ごたえを楽しめる感じでうどんのような印象でもある。
味が強ければスダチ入りの出汁を別に用意してくれるようで、
ディテールのこだわりも感じるお店だった。
餃子は野菜多め、こちらもライト目な味付けのラーメンやつけ麺に
合わせている印象だ。
後から義母にもこの店の話をしてみたら、
よく行くそうで地元に愛されているお店なんだなという好印象を
持つことが出来た。
店員もとても親切、これもお店の自信から来ているように思える。
こちらに行く予定があったらまた是非とも立ち寄りたい。
- 松山空港 レストラン ヴァンヴェール
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2010.11.25 Thursday19時50分のフライトだったんですが、ちょっと早めに家を出たので
レンタカーを返しておみやげを買っても1時間くらい余裕がありました。
さすがに疲れも出てきたし、ひと休みしようかと空港内をうろちょろ・・・。
そうは言っても地方空港なので入っているお店も5件くらいです。
入ろうと思ったお店が先に団体で入られてしまい「ちぇっ!」て感じで
あまり期待しないで入ったお店がここでした。
うーむ、なんとも昭和時代のデパートの屋上にあったような感じ。
ウエイターも笑顔で出迎えてくれたものの若干失敗したなぁと思い、
まぁ1時間座れるだけでも良しとしようかと。
無難なところで生ビールにジャコ天とフライドポテトを注文。
テレビもブラウン管だ(笑)
フライトスケジュールを表示してくれてるみたいだけど見えねなぁ。
さぁてビールも来た事だし、おつかれさぁーんっ!
グビグビッ。うーんしっかり冷えてていいですねぇ。
意外と当たり前のことをきちんとできていて、それだけで満足しました。
これならビールだけ飲んでれば大丈夫だと思ってたらつまみ類が到着。
まずは間違いないジャコ天を。
おぉ!?これはふんわり仕上がっており、お店で揚げたのかっ!?
店の雰囲気とまったく違い、ものすごい旨いものにありつけた。
こりゃービックリだっ!
と言うことはフライドポテトは・・・・
普通、冷凍のをフライヤーに入れて終わりって所が多いんだけど、
ここはちゃんとジャガイモから切ってるようだ。
その証拠に市販のものよりも細め、しかも皮付きだ。
揚げ方もバッチリで外が香ばしくて中はふんわり。
ジャガイモの香りがしっかりします。
うれしい裏切りにかなり満足しながら松山を後にした。
このお店、どうも外観で入るのをためらってしまうがしっかりしている。
きっと他のメニューも美味しいんじゃないかな。
- 愛媛県今治 瓶だしうどん越乃家
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2010.11.24 Wednesdayお昼ごはんに美味しいうどん屋があると言うことで
義母に連れてってもらいました。タオル美術館の近く。
なんでも早くいかないと混んでしまうと言うことで11時半にはお店に到着。
でも実は義兄弟合わせて4人は朝食にホテルのベッフェを食べており、
本当におなかに入るの?と言う空気。
いやいや、こんな時でもきっちり味わって頂きますよ!バッチコーイッ!
オススメのぶっかけうどんの温におにぎりセットを注文。
注文してさほど時間もかからずに出てきました。
なんかおにぎり大きくないか?
三角のおにぎりなんですが倒れそうにないくらい幅があります(笑)
それにかつお昆布が横にたっぷり。そしててんぷらまで付いていたのか!
エビに野菜3種、熱々のうちに到着します。
若干やっちまったかって心でつぶやきました。
でも食べないと前に進めませんし、さっそく汁を上からまわしがけ、
ズズッと勢いよく、まずはうどんだけを楽しみます。
のど越しチュルチュルで噛むとコシがあって。
なんとも清い感じ。純粋に素材の美味しさを感じますね。
1度食べ始めると不思議と胃袋の中にするする入っていきました。
熱々のてんぷらも野菜がジューシーでとても美味しい。
玉ねぎもなすもピーマンもとても甘い!
そして塩にぎりなんですが、これまたびっくりの美味しさ。
ただ塩だけなんですが米が旨いっていうか、純粋な旨さなんです。
素材の良さを引き出せるもだなぁと感心しました。
結局、横に添えられたかつお昆布にあまり頼ることもなく完食。
水や小麦など素材が良い事もそうなんですが、
やっぱり作る人にもよりますよね。
聞くところによると香川のほうで修行された方がだされたお店のようです。
食べ終わる頃には話通りお店の中はお客でいっぱいでした。(12時前なのに)
うどんと言うと香川と言う方も多いと思いますが今治も、うどんは美味しいですよ!
- 瀬戸内海 シャコとエビ
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2010.11.23 Tuesdayおばあちゃんの49日も無事にすみました。
色々と大変でしたが、地域によって風習が違うから
色々体験してみて面白かったです。
前日は義妹夫婦あわせて6人で簡単晩ごはん。
簡単といってもさすが愛媛、海の幸てんこ盛りっ!
近所のおじさんが夜釣りをして釣って来てくれた
黒鯛はオリーブオイルでフライパンでカラッと焼きました
(ボクがやりましたよ!)
それに近所のお魚屋さんで買って来てくれたお寿司。
ネタが新鮮でたまらんウマさです。
そしてシャコにエビ。
これは義妹が味見をしながら剥いてくれたもの。(笑)
味がとても濃いんです。
実に旨い、東京では食べられない。
これを食べちゃうと愛媛って食材抱負でついつい
永住したくなってしまいます。
瀬戸内海の恵を心から感謝するひとときですね。
それにこれからのシーズン、
義父が丹精こめて育てた野菜が送られて来る訳です、あー楽しみだな!
きっとこんなに楽しんだんだから
死んだおばあちゃんも満足してくれてるって勝手に思ってます。
- 太刀魚巻焼き
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2009.01.08 Thursday愛媛の帰り、松山空港で見つけました。
実は何年か前のテレビで、この巻焼きを作っているところを見た。
うなぎのように捌いた太刀魚を竹の棒にくるくる巻いて、
炭火でじっくり焼き上げるのだ。
食べたい気持ちは高ぶるが
お土産なのでパックではあったが、その味はとても楽しめた。
太刀魚の香りと甘辛いタレがよくあってるし、
うなぎのように、そこまで脂っぽくないのもいい。
太刀魚は結構好き。
タンパクでありながら脂の乗った旬の時期の旨さといったらびっくりだ。
しかし関東ではなかなか旨い太刀魚にめぐり合えない。
実際に何年か前にかみさんの実家に帰ったときに
出された太刀魚が一番旨かった。
やはり瀬戸内海の魚は旨いという事だろう。
今回の巻焼きも旬の時期に現地に行ったら
どれだけ旨いのだろうと想像すると、
なんとなくまた愛媛に行きたくなった。
- クレソン
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2009.01.06 Tuesdayやーやはり愛媛はすごい。
魚は旨いし野菜も旨い。
しかも野菜が野生化しているものがある。
何年か前GW頃に訪れた時、
庭先に普通にアスパラが生えていてびっくりした。
そして今回見つけたのはクレソン。
田んぼの用水路にがわんさか生えている。
凄すぎる!
しかも地元の人はそんなものに目もくれない。
ボクから見たら宝の山だよ。
それで正月寒い中、用水路でクレソン採り。(笑)
もう東京で売ったら凄い金額よってくらい採りました。
これをキレイに洗って飛行機に乗せて
東京に帰って来たわけです。
荷物チェックの人に怪しまれましたが国内なので・・・
これ普通にドレッシングかけてサラダにしてもいいし、
ベーコンなんかと炒めてもすごく旨いんです。
どうもステーキの付け合せ以上に
いけない存在で可愛そうなんですが、
うちでは立派に主役として活躍しています。
- 宇和島鯛めし
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2009.01.04 Sunday正月休みにかみさんの実家にあたる愛媛に帰省。
今回は苦手ではあるが時間の都合もあり飛行機で松山へ。
せっかく松山に来たのだからと道後温泉のほうを観光。
ふらっと入ったお店で昼食を取る事にした。
ボクが選んだのは宇和島風鯛めし。
もとは漁師めしの1つと聞いた気がする。
普通、鯛めしと聞いたらご飯と一緒に炊き上げる
イメージだが、これは鯛の刺身をご飯の上に乗せる、
海鮮丼のような感じ。
膳にそれぞれの具材が小鉢に乗ってテーブルに登場。
自分でごはんに乗せて食べる仕掛けだ。
薬味はワケギ、ゴマ、ノリ。
鯛の刺身を乗せて卵の黄身、
そしてちょっと甘めのタレをかけて頂く。
これを混ぜてかき込む。
ちょっと甘めのタレが鯛とも卵とも良く合う。
そして鯛が甘いのだ。
鯛の刺身をこうやって食べるのは、
なんだかもったいない感じもするが、
それ以上に旨いのだから仕方がない。
郷土料理ではあるが、
意外と自宅でも簡単に楽しめる1品のような気がした。
この甘めのタレがポイントだ。